Works for Pop Albums

坂本真綾作品
作品名 発売年 主な記録
グレープフルーツ 97
DIVE 98 1999年ミュージックマガジン誌ベストアルバム(歌謡曲/ポップス)
ハチポチ 99
Lucy(ルーシー) 01
イージーリスニング 01
ニコパチ 03 オリコン最高3位
少年アリス 03 オリコン最高8位

坂本真綾プロデュース作品(アルバム・ミニアルバム)
1997 グレープフルーツ
1st
11曲中5曲が、「エスカフローネ」関連の歌。17歳の坂本真綾と、菅野よう子率いる実力派揃いのミュージシャンによる、酸いも甘いも凝縮したコラボレーション作品。『グレープ・フルーツ』というアルバム・タイトルは内容にぴったり。10「風が吹く日」は、名曲。完成度の高い演奏とアレンジに、瑞々しいボーカルが乗っかる。 今作の6,10で、はじめてシートベルツの主要メンバー5人(菅野よう子・今堀恒雄 ・渡辺等・佐野康夫・浦田恵司)が揃った演奏が披露された。
1-11=ポップス。
1997/4/23
1998 DIVE
2nd
アニメ関連一切なしのアーティスト性を高めた最高傑作。菅野さんのゴールデン・イヤー、「Song to fly」「カウボーイ・ビバップ1」「ブレンパワード1」の98年の作品だけあって、坂本真綾作品でやりたいアレンジが一気に爆発した感じ。11曲中7曲は、外国人ミュージシャンによるイギリス録音。スティングのジャズ・ロックでさえ余裕で演奏できそうな腕前で、一音一音が芸術の極み。音の「語感」が完全に洋楽で、こういうノリは日本人には到底出せない領域のもの。対して、国内組のシートベルツの面々は、おどろおどろしいプログレシッヴなアレンジで度肝を抜きに掛かる。イギリス録音の「走る」は超名曲で、ガブリエラ・ロビンによるコーラスも坂本真綾に非常にマッチしている。ミュージックマガジン誌のベストアルバムに選出されたのも頷ける内容。
1-11=ポップス。
1998/12/19

1999
Single Collection Hotchpotch (ハチポチ)
ベスト盤1枚目
高度な演奏と念入りに練られたアレンジ、明るさや浮遊感といった菅野さんの特徴がよく出ているポップス集。サントラ全般を菅野さんが担当しなかった主題歌等だけのアニメ作品が多く収録されているのも人気の秘密。7の「Light of love」は突出した完成度を誇る。ベスト盤に入るべき人気のシングル「走る」が収録されていないので、要注意。
1-12,14=ポップス。13=サイケデリック・ロック風。15=ピアノ弾き語り風。
1999/12/16
ラジオドラマ『CLAMP学園探偵団』のテーマソング「ボクらの歴史」
モータウン調のリズムにさわやかなメロディの傑作。
こんな人になって
こんな人と出会って
こんなものを食べて
こんな国を旅して
たのしくやりたい
2001 Lucy(ルーシー)
3rd
奥田民生のソロ・アルバム「29」「30」のようなちょっとひずんだギター・サウンド中心のポップ・アルバム。
サントラのようにいろんな楽器の種類で聴かせるのではなく、歌・ギター・ベース・ドラムのシンプル編成で直球勝負。曲の構造もBEBOPみたいに凝っているわけでは全然ない。
じゃっかんの味付けでストリングスや鍵盤楽器があるものの、バンド・アンサンブルが主体。メロディの方もこれぞ菅野メロディというものが生きていて、陥りがちなメロディ進行をうまく回避する独特の菅野節がかなり効いている。
サントラとはまた違った魅力に満ちたJ-POPの傑作で、洋楽のロックでも、ここまで聴き飽きないスルメ・アルバムはなかなかないはず。
1=室内楽曲風。2=シンフォニック・ロック。3,7,8,9=ロック。4,5,6,10,11,12=ポップス。
2001/3/28
超名曲「マメシバ」。超プログレッシヴなアレンジ。最後の高揚感がいい。

切なさが詰まった超名曲「Tシャツ」。菅野さん・シートベルツ・坂本真綾の最高のコラボレーション。
2001 イージーリスニング
ミニ・アルバム第1弾
菅野さんのアルバム「Song to fly」の姉妹アルバムのような仕上がり。清涼感・透明感・浮遊感に富んだコンセプト・ミニ・アルバム。菅野さん率いるクリエイター集団のhogによる総合プロデュースにより、サウンドからジャケット・歌詞カードの細部に至るまで、正統派アーティストの作品として、品のあるポップ感覚で統一されている。珍しく菅野さんはミュージシャンとして演奏に加わっていない。ほぼ浦田恵司氏によるサウンド・ワークと言える音世界。氏の音世界が気になる方は要チェック。4の「afternoon repose」は、リラクセーション感たっぷりの名曲。
1,2,5=ポップス。3,7=ロック。4,6=バラード(ポップス)。
2001/8/8
2003 シングルコレクション ニコパチ
ベスト盤2枚目
シングル曲とそのカップリング曲、未発表曲などからなる。ゲーム、アニメ、TVドラマと様々なメディアへの提供曲からなるため、想定している購買層に合わせて曲調がバラエティに富んでいる。ファンに人気の高い「ヘミソフィア」「tune the rainbow」は、サントラのアルバムは菅野さんでないため、このベスト盤で聴くのが最適。ただ「マメシバ」が収録からもれているのは、パッケージ化にあたっての商品戦略を感じる。
1,6,8,10,11=ポップス。2,4,7,9,15,16=ロック。3,13,14=アシッド・フォーク。5,12=サイケデリック・ロック風。
2003/7/30
2003 少年アリス
4th
1は「NHKみんなの歌」使用曲。13は、オリジナル・ショート・ムーヴィー「03†(ゼロサンクロス)」(音楽: 菅野よう子、坂本真綾初の主演映像作品。約21分。)の主題歌。
シンプルで骨太のロック・バンド・サウンドや、メロディアスさをベースが受け持っている辺り、普段親しんでいる音楽や、CDを再生する環境によって、聴き手を選んでしまうような内容(低音が聴こえないと良さが100%伝わらなさそう)。このアルバムの延長線上にはち切れ飛んだ「マクロスF」があり、その原石であるこのアルバムは、菅野さん流正統派ロック(イギリスの内省的ロックに近い)が見えてくる。
このアルバムで、菅野さんによるプロデュースは一旦途切れることになる。
1,14=ピアノ弾き語り風。2,3,4,8,9,10,11,12,13=ロック。5,6,7=ポップス。
2003/12/10
bless4のAKINOプロデュース作品(アルバム)
2007 Lost in Time
1st
すべて菅野よう子作曲の、かなり完成度の高いポップ・アルバム。坂本真綾に続く菅野よう子全面プロデュース・アーティアスト。8曲中、3曲は「アクエリオン1」、3曲は「同2」からで「創聖のアクエリオン」のAKINOの楽曲はすべて揃っている。加えて、OVA版「創星のアクエリオン」のエンディング・テーマ「素足」も収録。さらには、菅野さんがOPテーマを担当した日仏合作アニメ「オーバン・スターレーサーズ」の「Chance to Shine」も収録。1,3,4と耳に残りやすいメロディ、元気の出るアレンジは、翌年の「マクロスF」へと受け継がれ、またも新しいアーティストMay'nと中島愛(めぐみ)の大ヒットとなる。
1,4,6,7,8=ポップス。2,5=ロック。3=テクノ・ポップス。
2007/11/7
忘れがちな名曲「Chance to Shine」。アルバム収録は「Lost In Time」のみ。

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